昨日の定休日は静岡市から2時間程の岡崎市にある【ブルーベリーファームオカザキ】へ行って来ました。
ここは観光農園として飛び抜けた成功を収めているところです。
超簡単に説明すると、ブルーベリーは鉢植えで管理をコンピュータで制御し液肥をノズルを通して与え、出来るだけ人の手を必要ない状態で生育させるやり方です。
ピッキング作業をお客さんにやってもらうので人手も必要ありません。
地面にシートを敷いてあるのでハイヒールでも歩けます。(ベビーカーも可)
お客さんの質を下げないため観光バスはお断り、などよく考えられています。
社長さんの書かれた書籍を最近読んで、収穫可能シーズンが終わる前にこの目で確かたかったんですよね。
書籍に書いてある通り、観光農園は脱サラして始めた事業で、ブルーベリーにこだわっていた訳ではなかったようです。
追求したらブルーベリーが効率良く栽培出来る事が分かり今から10年程前に始めたと書かれてありました。
社長さんと少しでも話がしたくて本を読んで来たと近付きお話を伺えました。
意外だったのは愛知県内のお客さんがほとんどだと言う事。
農家の方からはあまり良く思われていないって事でした。
確かにそうかも知れませんが、異業種だったから思い付く発想で農家の課題を解決してくれる取組みなので否定されようが全然OKだと思います。
結果を出しているので、後を追いたいという人が全国から講習会に参加している事実も認めて欲しいです。
静岡は有難い事に災害が少ない地域です。
設備投資の必要な産業をどうこうするより、土地の利を生かした農業で市内外からお金を落としてくれる仕組みを作るべきなんじゃないかと思います。
僕に何が出来るのか分かりませんが、これからの農業は発想力のある異業種が関わるべきです。
ブルーベリー以上に収穫のあった岡崎観光でした。
下の写真が液肥をポタポタ垂らすノズルです。