課金方式を見直したい。、

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昨日は仕事納めの会社も多かったようで街に人が出て良かったです。

ここ数年は特に、同じ曜日の同じ時間に人が動く傾向があるのが問題になっています。

だから間違いなく入ろうとした店にお断りされたお客さんも多かったはず。

それが店舗型飲食店の悪いところ。

しかもコロナ対策の為、座席を間引いてたりするので余計にお断りの確率が高くなっています。

その対策として思い付くのは、

①行列が出来るくらいのブランド力を身に付ける。(主にランチ)

②時間制にする。(確実に2回転出来るように)

③よりお客さんが入れるよう座席を置かずに立ち飲みにする。

④テイクアウト専門店にする。

⑤ダイナミックプライシングを導入する。

ただ、どれも簡単に出来ないものばかり。

あと、県外から転勤で来られているお客さんに、

「静岡の人って行列に並んでまで食べないよね。並ぶくらいなら少し高くても並ばない店を選ぶよね。」

と言われます。

外から見るとそんな人種らしいです。

そんな事から今までの課金方式を見直しする必要があると思っています。

ウチの場合は、

「美味しかった~!また来ます!」

と言って帰る人は、ほぼいません。

「楽しかった~!また来ます!」

なんです。

何度も言っていますが、ウチは居酒屋の姿をした地域コミュニティ。

『ナナメの関係』と言われる家族、兄弟、友達、同僚以外と交わる場を提供しています。

そのコンセプトを理解してもらう為の内容を、日々ブログやSNSで発信。

料理の写真が少ないのはそんなところにあります。

話を戻しますと、ドリンクやフード以外に話をする事で承認欲求を満たされたり、人と話をする事で笑顔になった方から『満足料』が発生しても良いかなと思っています。

その課金方式を一昨日と昨日に来られたお客さん達と話をしました。(話が長くなるので書きませんけど)

そんな事が理解されるのか分かりませんが、飲食店以外にも変わらなければいけない業界はあるはず。

成熟された今の時代は、『物の消費』から『事の消費』、そして『意味への消費』へ

変わっています。

先日、ウチで42年ぶりに学生時代の友達と再会した人からすれば、その興奮度は目を見張るものがあったし、ハグする姿に周りにいた人も下手なテレビドラマを観るより、はるかに感動していました。

料金以外に5万円くらい置いてってくれても良かった程です。(嘘)

でも、その課金が認められれば、みんなで楽しめるような物を購入したり、人に役立つ事を出来たらと思っています。

お金の得方、そして使い方ってもっと頭を使って考えていきたいです。

年末は31日まで営業します。

大晦日は15時から僕がタコ焼きをする予定。

無駄に用意をしたくないので、来れる方は連絡いただけると嬉しいです。

写真は、親戚用の豚の角煮を仕込んでいるところです。