魚を触ると思い出す

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お客さんから、またまたお魚を頂きました。

会社を経営されている方で、隙間時間があると、サッと自分の船で海に出て釣りを楽しまれます。

このフットワークの軽さは、見習うべきですね。

お陰で駿河湾は、ウチの冷蔵庫みたいなものになっています。笑

有難いです。

魚を触ると思い出すのは、某ホテルの宴会場にお世話になっていた時の事。

魚屋から予告無く大量の魚が届いたりします。

宴会料理とかで使うものは、安い時に箱買いして、焼き物などに使ったりする為に真空パックして冷凍したりします。

魚の都合なので、どんなにこちらが忙しかろうが関係なく届きます。

それを水洗いして鮮度の良い状態で凍らせなければいけません。次の日じゃダメなんです。

マジかよ、今日中に帰れない、と途方に暮れた事も何度もありました。

今は労働基準が厳しいので、出来ないですけど。

帰れない恐怖から、イヤでも手が早くなったと思います。

お陰で何十匹の魚を見ても動じなくなりました。

だから新鮮な魚が届くと、当時を思い出しテンション上がります。

フグもやたら触らせてもらって、免許も取る事が出来たのは有難い事です。(使う機会がありませんが)

それで仕事が出来ているのは幸せ。

当時の料理長、仕事を教えてくれた先輩方に感謝する気持ちはこういう時にジリジリ来ますね。

オオモンハタは、すみません自分で食べてしまいました。非常に美味しかったです。

カマスは、酢締めにしてありますので、今日の言いなり盛り合わせでお出しします。

(棒寿司になりそうな)